工場や倉庫を整理すると、古い接着剤と硬化剤がセットで大量に残っていることがあります。
この記事は、工場や倉庫に残った古い接着剤・主剤・硬化剤を一斗缶単位で処分したい担当者向けです。液体・半固形・完全硬化を分け、主剤と硬化剤を自己判断で混ぜないで、ラベルやSDSと一緒に処理業者へ確認することが重要です。
特に製品変更や生産終了後、
「主剤20缶、硬化剤15缶が残った」
「何年も前の製品」
「一部が固まっている」
というケースがあります。

処理業者3社の早見表
| 業者名 | 相談しやすい内容 | 受入確認 |
|---|---|---|
| 岡冨士 | 接着剤・硬化剤などを相談 | 要事前確認 |
| 日活合成工業 | 化学系廃棄物を相談 | 要事前確認 |
| フジワケミカル | 廃塗料・化学系廃棄物を相談 | 要事前確認 |
主剤と硬化剤は別々に確認する
2液タイプの接着剤では、主剤と硬化剤で成分が異なります。
そのため、処分するからといって自己判断で混ぜることは避けます。
液体・固体・半固形を確認
古い接着剤は、
- 液体
- 粘度の高い状態
- 半固形
- 完全硬化
など、容器ごとに状態が異なる場合があります。
写真だけでもおおよその状態を伝えることができます。
固まっている場合は、プラスチックや鉄くずとして処理してくれる業者もあるため、要確認です。
SDSを確認する
主剤と硬化剤、それぞれのSDSがあれば処理業者へ共有します。
製品名やメーカーが分かれば、それも重要な情報です。
SDSがない場合
古い製品で資料が残っていなくても相談できます。
ラベル、発生工程、使用用途などから確認し、必要に応じてサンプル採取・分析を行います。
一斗缶が大量にある場合
大量処分では、1缶ずつ細かく説明する前に、
- 主剤○缶
- 硬化剤○缶
- 不明品○缶
と整理すると相談しやすくなります。
容器が膨らんでいる場合
古い薬品容器に膨らみ・漏れ・著しい腐食などがある場合は、無理に開封・移動しないでください。
状態を写真で処理業者へ伝えます。
費用は何で変わる?
主に、
- 接着剤の成分
- 主剤・硬化剤
- 液体・固体
- 数量
- 容器状態
- 分析
- 回収条件
などによって変わります。
よくある質問
固まった缶もあります
液状品とは分けて状態を伝えてください。
主剤と硬化剤を混ぜて固めてもいい?
処分目的で自己判断による混合は避けてください。
30缶以上あります
全体写真と概算数量から相談できます。
SDSがありません
必要に応じてサンプル確認を行います。
相談先候補3社の特徴
ここで紹介する3社は相談先の候補です。許可品目や設備があっても、すべての状態を無条件で受け入れられるわけではありません。写真と資料を送り、今回の廃棄物と回収場所に対応できるか確認してください。
岡冨士
接着剤・硬化剤などの処理について相談できる候補です。主剤・硬化剤を分け、液状・半固形・固形の状態、容器数、漏れや膨らみの有無を事前に伝えましょう。
日活合成工業
樹脂・化学系廃棄物の処理について相談できる候補です。製品名、SDS、使用用途、硬化状態を共有し、容器ごとの受入条件を確認してください。
フジワケミカル
廃塗料や化学系廃棄物を含め、接着剤・硬化剤を相談できる候補です。成分、荷姿、数量、保管状態を伝え、分析の要否や回収条件を確認しましょう。
3社へ伝える共通情報は、廃棄物の全体写真、容器ラベル、SDSまたは製品名、おおよその量、保管場所と搬出経路です。液体は水分・沈殿物・異物の有無も伝えると、見積もり前の確認が進みやすくなります。
まとめ
古い接着剤を大量処分するときは、
主剤・硬化剤を混ぜず、それぞれの状態を確認する
ことが重要です。
産廃おまかせナビでは、大量の接着剤・硬化剤やSDSがない古い製品についても処理業者探しをお手伝いします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


コメント