愛知県で、工業炉・溶解炉・取鍋・焼却炉などから出た耐火レンガ・キャスタブル・不定形耐火物の処分先を探している工場・事業所向けの記事です。
耐火レンガやキャスタブルは、すぐに廃棄するのではなく、再資源化できるかを先に確認するのがおすすめです。 ただし、炉内で金属・スラグ・油・薬品などに接触していた場合は、付着物や成分によって処理ルートが変わります。
耐火レンガ・キャスタブル|相談先の早見表
| 相談先 | 相談しやすい内容 | 公式サイト |
|---|---|---|
| 大沢耐火株式会社 | 耐火物のリサイクル再資源化、築炉・取鍋施工、リサイクル耐火物 | 公式サイト |
| 株式会社ノリタケリサイクルセンター | 使用済み製品の回収・再処理、耐火物原料の分級加工、愛知県処分業許可 | 公式サイト |
| 菱和サービス株式会社 | 耐火レンガくずを含むガラス・コンクリート・陶磁器くず等の収集運搬 | 公式サイト |
3社は役割が異なります。 耐火物として再利用できる可能性があるものは専門会社へ、付着物が多い・再資源化が難しいものは産業廃棄物として処理可能な会社へ相談します。
耐火レンガは何の廃棄物になる?
行政の案内では、工作物ではない耐火レンガくずは「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」に含まれる例があります。一方で、炉や設備の解体工事に伴って発生したレンガ片は、発生状況によって「がれき類」として扱われる場合があります。
同じ耐火レンガでも「交換作業で出たもの」なのか「工作物の解体で出たもの」なのかを処理業者へ伝えることが重要です。

まず再資源化できるか確認する
耐火レンガやキャスタブルは、成分や付着状態によっては破砕・分級して耐火物原料などへ再利用できる場合があります。処分費を払って埋立処分する前に、耐火物のリサイクル・再資源化を行う会社へ相談する価値があります。
ただし、スラグ・金属・油・薬品などが大量に付着・浸透している場合は、再資源化できないことがあります。 炉の用途や使用環境を必ず伝えてください。
キャスタブルは固化状態も確認する
キャスタブルは、施工前の粉体、硬化した塊、炉から剥がした使用済み耐火物など状態によって扱いが変わります。未使用の余剰品と、炉で使用した後のキャスタブルを同じものとして扱わないようにしましょう。
相談前に整理する6つの情報
- 耐火レンガ・キャスタブル・ラミング材などの種類
- 炉・取鍋・焼却炉など発生設備
- 鉄・非鉄金属・スラグ・油・薬品などの付着物
- 未使用品か使用済み品か
- 重量・数量・サイズ
- 解体・積込作業が必要か
メーカー名・材質・成分表が分かる場合は一緒に伝えてください。大量に発生する場合は、全体写真と1個あたりのおおよそのサイズもあると見積もりが進みやすくなります。
費用が変わるポイント
費用は、再資源化できるか、付着物、材質、数量、破砕の要否、積込作業、収集運搬距離などで変わります。炉の解体を伴う場合は、耐火物の処分費だけでなく解体・搬出作業費も確認してください。
「耐火レンガ10t」だけではなく、「アルミ溶解炉から撤去、金属付着あり、約10t」のように発生設備と付着物まで伝えると、再資源化できるかを判断しやすくなります。
比較表に掲載した相談先の特徴
大沢耐火株式会社
愛知県瀬戸市に拠点を置く耐火物の専門会社です。取鍋・築炉施工だけでなく、耐火物のリサイクル再資源化を事業として掲げ、リサイクル耐火物の製造・販売も行っています。
使用済み耐火レンガ・キャスタブルを単なる産廃として捨てる前に、再資源化できる材質か、付着物の状態で受入可能かを相談する候補になります。
株式会社ノリタケリサイクルセンター
愛知県愛西市に拠点を持ち、使用済み製品の回収・再処理やリサイクル材料の用途開発を行っています。耐火物原料の分級加工設備も持ち、愛知県の産業廃棄物処分業許可と周辺県の収集運搬業許可を取得しています。
耐火物として再利用可能なものを検討したい場合は、材質、使用設備、付着物、数量を整理して相談しましょう。
菱和サービス株式会社
名古屋市港区の産業廃棄物収集運搬会社で、公式サイトの対応品目に「耐火レンガくず」を明記しています。愛知県・名古屋市などの収集運搬許可を持ち、事業所から発生した耐火レンガくずの回収相談ができます。
同社は収集運搬が中心のため、最終的な処分先・再資源化先を含めてどのルートで処理するかを事前に確認してください。
処理先が分からない場合
産廃おまかせナビでは、耐火レンガ・キャスタブルの写真、発生設備、材質、付着物、数量などを整理し、再資源化または適正処理できる処理先探しをサポートします。
まとめ
耐火レンガ・キャスタブルは、廃棄物として処分する前に再資源化できる可能性を確認します。炉・設備の用途、耐火物の種類、付着物、数量を整理し、耐火物専門の再資源化会社と産廃処理会社の両方から処理ルートを検討することがポイントです。


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