産業廃棄物を少量ずつ何種類も処分したい|工場の一括回収はできる?

この記事は、工場や倉庫で廃油・塗料・薬品・廃プラスチックなどが少量ずつ何種類も溜まり、どこへまとめて相談すればよいか分からない担当者向けに、一括回収の考え方や業者へ伝える情報、相談先の候補を紹介する記事です。

工場や倉庫を整理すると、「廃油はペール缶2缶」「塗料は一斗缶3缶」「薬品は10本」「油付きウエスは2袋」というように、1種類あたりは少ないのに種類が多いことがあります。

このような案件では、それぞれ別の業者へ問い合わせると担当者の負担が大きくなります。まずは複数品目をまとめて相談できる業者を探すのがポイントです。

目次

少量多品種の産業廃棄物を相談できる業者3社

業者特徴相談しやすいケース
株式会社M.O.C少量・多品種の産業廃棄物を相談できる工場に複数の廃棄物が少しずつある
株式会社エコフォレスト幅広い産業廃棄物の収集運搬・処理を展開廃プラ・金属くずなど複数品目がある
フジワケミカル株式会社化学系を含む産業廃棄物を相談できる廃液・薬品・廃油など判断が難しいものがある

※実際の受入可否は、廃棄物の種類・性状・数量・荷姿・各社の許可内容や受入基準によって異なります。依頼前に必ず確認してください。

まず全部の廃棄物を一覧にする

最初から正確な重量を計測する必要はありません。例えば、廃油:ペール缶2缶、塗料:一斗缶3缶、洗浄液:ポリ容器4本、薬品:10本、ウエス:2袋という程度でも構いません。

少量ずつ複数種類ある産業廃棄物

全体写真を撮る

1つずつ撮影する前に、まず保管場所全体の写真を撮ります。その後、ラベル・容器・中身・不明品などを個別に撮影すると状況を整理しやすくなります。SDSや製品名が分かるものは一緒に準備しておきましょう。

全部同じ処理施設へ行くとは限らない

「一括で相談できる」ことと、「全部を同じ方法で処理できる」ことは別です。廃油、薬品、塗料、固形物などは、それぞれ異なる処理施設になる場合があります。

複数の廃液を勝手に混ぜない

回収を簡単にする目的で、複数種類の廃液を1本のドラム缶へまとめることは避けてください。混ぜることで処理できる施設が減ったり、安全上の問題が生じたりする可能性があります。

SDSがないもの・中身不明品がある場合

すべての廃棄物にSDSが揃っていなくても、ラベル、写真、製品名、発生工程などの情報を整理して相談できます。それでも性状が分からないものは、必要に応じてサンプル採取や分析が必要になる場合があります。

「この一斗缶だけ何か分からない」という場合は、他の廃棄物へ混ぜず、不明品として分けて保管してください。

一括回収を相談するメリット

複数種類をまとめて相談すると、情報整理、処理先探し、回収日程、現地確認などを一つの窓口で進めやすくなります。ただし、実際の運搬・処理は許可内容や廃棄物の性状に応じて適切に行う必要があります。

見積もり前に用意する情報

  • 廃棄物の種類・製品名
  • おおよその数量・重量
  • 全体写真とラベルの写真
  • ドラム缶・一斗缶・袋などの荷姿
  • 発生工程
  • SDSの有無
  • 回収場所と積込条件

分からない項目は無理に推測せず、「不明」として相談しましょう。

少量多品種の産業廃棄物を相談できる3社

株式会社M.O.C

株式会社M.O.Cは、名古屋市を拠点に産業廃棄物の収集運搬などを行っている会社です。工場で発生する廃油や汚泥をはじめ、複数種類の廃棄物が少量ずつあるケースでも相談先の候補になります。

「廃油は少しだけ、ウエスや廃プラスチックもある」「それぞれ別の業者を探すのが大変」といった場合は、廃棄物全体の写真と一覧を用意して相談するとスムーズです。廃棄物の性状や許可内容に応じて処理ルートを確認する必要があります。

株式会社エコフォレスト

株式会社エコフォレストは、産業廃棄物の収集運搬・中間処理や資源リサイクルなどを展開している会社です。工場や事業所から発生する複数品目の産業廃棄物について、相談先の候補になります。

廃プラスチック類や金属くずなど、性状の異なる廃棄物がまとまって発生している場合は、それぞれの品目・数量・荷姿を伝え、まとめて回収できるか確認するとよいでしょう。

フジワケミカル株式会社

フジワケミカル株式会社は、産業廃棄物の収集運搬・処理を行う会社で、廃液や薬品類など化学系の廃棄物を含む場合の相談先として候補になります。

古い薬品、廃液、塗料などは名称だけでは処理方法を判断できない場合があります。製品名、SDS、成分、写真、数量など、分かる情報をできるだけ準備して受入可否を確認しましょう。

まとめ

少量多品種の産業廃棄物を処分するときは、「全部まとめて混ぜる」のではなく、「全部まとめて相談する」ことがポイントです。

少量だからと長期間保管すると、容器の腐食やラベルの劣化によって中身が分からなくなることもあります。種類・成分・数量・保管状況が分かるうちに、写真を撮って処理会社へ相談しましょう。

産廃おまかせナビでは、廃棄物全体や容器のラベル、保管場所が分かる写真から相談できます。確認できる情報を整理し、対応可能な処理業者をお探しします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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