工場や倉庫では、液体原料や洗浄剤、薬品などの保管にIBCコンテナが使われることがあります。
使用後に中身を使い切れれば問題ありませんが、
「数百Lの廃液が残っている」
「中身が何なのか分からない」
「長年屋外に置いたまま」
「IBCごと処分したい」
といったケースでは、処分方法に迷うことがあります。
中身が残ったIBCコンテナは、容器だけを見るのではなく、中に何が入っているのかを確認してから処理方法を検討することが重要です。
| 対象 | 相談先 |
| 廃液 | ダイセキ |
| 廃液 | サンワテクノス |
| 廃液 | MOC |
| 薬品 | IBCコンテナの写真を送って相談する |
IBCコンテナとは?
IBCコンテナは、液体などを大量に保管・輸送するための大型容器です。
一般的には1,000L前後の容量があり、樹脂製の内装容器を金属製フレームで囲ったタイプなどがあります。
工場では、
- 洗浄液
- 水溶性薬品
- 油
- 原料
- 添加剤
- 廃液
などの保管に利用されます。
中身が残っている場合は?
まず内容物を確認します。
確認したいのは、
- 製品名
- SDS
- 使用用途
- 発生工程
- 残量
- 水分や沈殿物
- 容器の状態
などです。
ラベルが残っている場合は、ラベル全体が読める写真を撮影しておくと確認しやすくなります。
中身が分からない場合
古いIBCコンテナでは、
「担当者が退職していて分からない」
「ラベルが剥がれている」
ということもあります。
この場合でも相談できます。
過去の使用工程、保管場所、色や状態などを確認し、必要に応じてサンプルを採取して分析します。
SDSがなくても、性状確認を行いながら処理先を探すことができます。
勝手に別の容器へ移さない
中身が不明な場合、処分しやすくするために別のドラム缶などへ移し替えることは避けてください。
薬品の種類によっては容器との適合性も異なります。
また、異なる廃液を1つにまとめると処理が難しくなる場合があります。
現在の容器のまま、まず専門業者へ相談します。
IBCコンテナごと回収できる?
内容物や容器状態、運搬方法によりますが、IBCコンテナ単位で回収を検討できる場合があります。
ただし、
- 容器が破損している
- 液漏れがある
- 著しく腐食・劣化している
- 内容物が危険な性状
といった場合は、別途安全対策が必要になることがあります。
回収時に確認すること
現場では、
- IBCの本数
- 1本あたりの残量
- フォークリフトの有無
- トラックの進入可否
- 積み込み場所
- 容器状態
などを確認します。
満量に近いIBCは非常に重くなるため、積み込み方法も重要です。
費用は何で変わる?
主に、
- 内容物の種類
- 残量
- 分析の有無
- IBC本数
- 容器状態
- 積み込み作業
- 回収地域
などによって変わります。
よくある質問
中身が500Lほど残っています
相談できます。内容物とIBCの状態を確認します。
SDSがありません
使用工程などを確認し、必要に応じてサンプル採取・分析を行います。
IBCごと捨てたいです
内容物を確認した上で、容器を含めた処理方法を検討します。
中身不明です
他の液体と混ぜず、現状のまま相談してください。
廃液入りIBCコンテナの相談先
IBCコンテナに残っているものが廃液の場合は、内容物の性状や成分、残量などを確認したうえで、次の業者へ相談できます。
- ダイセキ
- サンワテクノス
- MOC
薬品が入っている場合は、薬品の種類や濃度、混合状態によって処理先が異なります。ラベルやSDS、容器全体の写真をご用意のうえ、産廃おまかせナビへお問い合わせください。確認できる情報をもとに、相談可能な処理先をお探しします。
まとめ
中身が残ったIBCコンテナを処分するときは、
容器ではなく、まず中身の性状を確認すること
が重要です。
産廃おまかせナビでは、中身入りIBCコンテナや成分不明の廃液についても、必要に応じてサンプル採取・分析を行いながら処理可能な業者探しをお手伝いします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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