愛知県で交換後のLED照明器具を処分するには?器具本体・蛍光管・非常灯電池の分け方

取り外したLED照明器具と箱に収めた蛍光管を別々に保管する説明イラスト

事務所や店舗の照明を交換したら、取り外したLED照明器具が何台も残った。工場の更新工事で、器具本体に加えて蛍光管や非常灯の電池も出てきた。この記事は、こうした撤去後の仕分けと回収手配に困っている愛知県の施設管理・総務担当者向けです。

まずは「LED器具本体」「蛍光管」「電池入りの器具・取り外した電池」を分けて数え、型番と写真をそろえましょう。 器具を金属だけの物と決めつけず、樹脂カバーや基板などを含む状態で受け入れられるか確認します。自分で細かく解体してから相談する必要はありません。

ここではLED照明器具そのものの処分を中心に整理します。古い蛍光灯器具へLEDランプだけを取り付けた物や、電池内蔵の非常灯は、通常のLED器具とは分けて確認してください。

目次

照明交換後に残った物の仕分け早見表

残った物先に確認すること回収までの扱い
LED照明器具本体・LEDランプ型番、台数、カバーや電源装置の有無材質構成を伝え、器具のまま受入可能か相談
蛍光管・水銀灯ランプの種類、本数、破損の有無LEDと分け、割れない容器で保管
非常灯・誘導灯電池の有無、種類、取り外し可否通常の器具に混ぜず、メーカー情報を確認
古い蛍光灯器具をLED化した物元の安定器が残っていないか、銘板情報PCBの疑いがあれば一般の器具・金属くずと分離

これは分別相談の目安です。外観だけではLEDと蛍光管を判別できない物もあるため、表示が読めない場合は「不明」として別にしておきます。

LED照明器具は「金属くずだけ」と決めない

事業で不要になったLED照明器具は、構成に応じて金属くず、廃プラスチック類、ガラスくず等の産業廃棄物として扱います。金属の外枠に樹脂カバー、電源装置、配線、基板が付いている器具では、それらを含めた受入条件と許可品目の確認が必要です。

回収先によって、器具一式で受け入れる場合と、指定された部材の分別が必要な場合があります。先に「どこまで外してあるか」を伝え、必要な作業だけを決めましょう。カバーを割る、基板を無理に外す、コードをむやみに切断するといった減容は避けてください。

対象になる廃棄物の区分は愛知県の産業廃棄物の種類も確認材料になります。少量でも、家庭の不燃ごみや家庭向け回収箱へ出せるとは限りません。事業所から出たことを明らかにして相談します。

蛍光管は別の箱へ。LEDという名前だけで判断しない

LEDランプと蛍光ランプは、見た目が似ていても同じ物ではありません。日本照明工業会の事業者向け資料では、LEDランプは水銀を使用していないランプとして区別されています。一方、事業で出る蛍光管などは水銀使用製品産業廃棄物としての扱いが必要です。

取り外した蛍光管は、元箱や専用容器などで転倒・落下・破損を防ぎ、器具本体を上に重ねないでください。破損品は未破損品と分け、破片や粉が外へ出ない荷姿を回収先へ確認します。

蛍光管がまとまって出ている場合は、事業所の蛍光管の分別・保管と回収の確認点も参考にしてください。回収先には、水銀使用製品産業廃棄物を扱える許可があるかまで確認します。

非常灯・誘導灯は、内蔵電池の確認を先に

非常灯や誘導灯には、ニカド電池、ニッケル水素電池などの蓄電池が使われている物があります。外見がLED器具でも、電池が残ったまま通常の器具類へ混ざらないようにします。電池の種類は銘板や取扱説明書で確認し、不明ならメーカーへ問い合わせましょう。

取り外しは製品の手順と作業者の安全を優先します。取り外せない物をこじ開けたり、電池パックを解体したりしないでください。安全に取り外された電池は、端子・コネクターの絶縁と指定された梱包を行い、金属類と触れないよう別に管理します。膨張、液漏れ、破損がある場合は、その状態を最初に伝えます。

JBRCのQ&Aでは、事業者の使用済み電池は一般向け協力店へ持ち込まず、排出者登録による回収を利用するよう案内されています。対象メーカー、電池種類、状態、費用などの条件もあります。すべての電池が同じルートで回収されるわけではありません。

ニカド・ニッケル水素電池がまとまっている場合は、ニカド電池・ニッケル水素電池の処分方法を確認し、器具の台数とは別に数量を整理してください。

LED照明器具、仕切り箱の蛍光管、接続部を絶縁した電池を分けて確認するイメージ
AI生成の説明イラスト。実際の回収現場や受入条件を示すものではありません。

古い蛍光灯器具をLED化した物は、安定器の履歴も確認

LEDランプが付いていることだけでは、器具本体まで新しいとは判断できません。以前の蛍光灯器具にLEDランプだけを取り付けた設備では、古い安定器が残っている場合があります。これは、LED照明器具そのものにPCBが使われているという話ではなく、元の器具・部品の確認です。

古い業務用・施設用蛍光灯等の安定器には、PCBを含む物があります。型番・製造年・メーカーを電気工事業者などに確認してもらい、判断できない物は一般の金属くずへ混ぜないでください。確認のために安定器を分解したり、内部を開けたりする必要はありません。

PCBの疑いがある場合は、通常の照明器具回収の手配を進める前に、メーカーと管轄自治体へ相談します。確認先は愛知県のPCB使用製品・PCB廃棄物対策で確認できます。

撤去工事と処理の担当を曖昧にしない

まだ天井や壁に取り付けられている器具は、廃棄物の回収依頼だけで取り外せるとは限りません。電気工事を伴う撤去、停電調整、高所作業、搬出、回収をどこまで見積もりに含むか整理します。施設担当者が通電中の配線や高所の器具を触って確認することは避けてください。

建設工事に伴って生じる廃棄物は、原則として元請業者が排出事業者です。愛知県の建設系産業廃棄物の案内を踏まえ、工事で発生した物か、以前から保管している廃棄物かを区別し、誰が処理を委託するかを確認しましょう。契約名義を便宜上選ぶものではありません。

産業廃棄物として処理を委託するときは、収集運搬・処分の許可範囲、書面による委託契約、マニフェストの運用を確認します。産業廃棄物許可証の見方に沿って、器具の材質と許可品目が合っているかを照合してください。

見積もり前にそろえる写真と情報

  • 器具全体と銘板:メーカー、型番、製造年が読める写真
  • 種類ごとの台数:直付け形、埋込形、パネル形、非常灯など
  • 1台の大きさ・重量の目安と、箱数・保管全体の写真
  • 蛍光管、取り外した電池、古い安定器の有無と数量
  • 撤去済みか設置中か、階数・階段・エレベーター・車両停車位置
  • 発生した工事や交換の経緯、回収希望時期

費用は台数だけでなく、大きさ、混在物、搬出作業、車両、運搬距離、仕分けの必要性などで変わります。「器具の処分費」「搬出・積込み」「運搬」「撤去工事や追加作業」を分け、同じ条件で比較しましょう。

よくある質問

器具を全部分解しておけば、安くなりますか?

必ず安くなるとは限りません。受入側が求める分別と、現場で安全にできる作業は別に確認します。まず器具のまま写真を送り、必要な分別だけを相談してください。

蛍光管とLED器具を同じ日に回収してもらえますか?

同じ日程を相談できる場合もありますが、同じ容器へ混ぜてよいという意味ではありません。回収先の許可、車両や容器、処分先がそれぞれ対応できるかを確認します。

参考にした公式情報

2026年10月14日確認。個別の区分・受入条件は、製品情報と現物の状態を基に管轄自治体・処理業者へ確認してください。

産廃おまかせナビは、処理業者探しの相談・紹介窓口です。LED照明器具の全体・銘板・保管状態の写真と、蛍光管や電池の有無をお送りください。実際の受入可否、回収・処分の契約と作業は、対応する許可業者などの条件を確認して進めます。

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