廃クーラント液の処分方法|使用済み冷却液の処理業者3社

この記事は、工作機械から出た水溶性・油性クーラントの処分先を探している工場担当者向けに、液の種類、混入物、保管方法と相談先を整理した記事です。

マシニングセンタやNC旋盤などで使用したクーラントは、使用後に金属粉・油分・切粉・底泥などが混ざることがあります。名称だけで判断せず、発生工程と現在の性状を伝えて処理先を確認してください。

目次

処理業者3社の早見表

業者名相談しやすい内容事前確認
株式会社M.O.Cクーラント抜き取り・タンク清掃を含む相談必要
サンワテクノス切削油・研削油など金属加工由来の廃液必要
株式会社ダイセキ廃油・廃液・汚泥の処理・再資源化必要
受入可否は、成分・数量・荷姿・回収場所などを伝えて各社へ事前に確認してください。

廃クーラント液には何が混ざる?

  • 金属粉・微細な切粉
  • 油分
  • 水分
  • タンク底部のスラッジ

長期間使用したクーラントは、新品とは性状が変化している場合があります。液量・金属粉・油分・底泥を確認し、全体写真も用意すると相談が進みやすくなります。

水溶性クーラントは水分量を伝える

水で希釈して使用するタイプは、水分を多く含む廃液になります。見た目が油に近くても通常の廃油とは処理条件が異なる場合があるため、水溶性か油性か、分かる範囲で製品名やSDSを伝えてください。

LLCとは用途が異なる

「クーラント」という名称は、自動車などの冷却系統に使うLLCにも、工作機械の加工液にも使われます。何の設備・工程で使った液かを伝えることが重要です。

タンクから直接回収する場合

設備タンクに大量に残っている場合は、吸引回収を検討できます。液体を抜いた後に切粉やスラッジが残る場合は、タンク清掃まで必要になることがあります。

  • 機械台数と各タンク容量
  • クーラントのおおよその量
  • 切粉・底泥の量
  • 車両位置とホース距離
  • 希望する作業日

SDSがない場合

製品名が分からなくても、発生工程、設備名、使用用途、見た目、数量などから相談を始められます。必要に応じてサンプル採取・分析を行い、受入条件を確認します。

複数台をまとめて清掃する場合

連休や設備停止日に複数の工作機械をまとめて清掃する場合は、台数・液量・作業スペースを先に整理します。吸引車両を使用する場合は、構内への進入条件も確認してください。

費用が変わる条件

  • クーラントの種類と数量
  • 油分・金属粉・スラッジの量
  • 分析の要否
  • タンク清掃・吸引作業の有無
  • 車両・ホース・作業人数

相談先候補3社の特徴

株式会社M.O.C

使用済みクーラント、廃油、含油水、汚泥の収集運搬や現場での吸引回収を相談できます。機械台数、タンク容量、切粉や底泥の量を伝えて確認してください。

サンワテクノス

切削油・研削油など金属加工工程から出る廃液や汚泥の相談先候補です。水溶性クーラントの濃度、油分、金属粉などを伝えて受入条件を確認してください。

株式会社ダイセキ

廃油・廃液・汚泥の処理・再資源化を行う相談先です。SDS、発生工程、混入物、分析の要否を事前に確認してください。

まとめ

廃クーラント液は、水溶性・油性、液量、混入物、タンク内の底泥を整理すると処理先を探しやすくなります。写真、製品名またはSDS、機械台数、搬出条件をそろえて相談してください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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