この記事は、廃油が残った機械設備の撤去を任された工場の設備担当者・工事担当者向けに、残油の抜き取り方法、業者へ伝える情報、安全上の注意点を整理した記事です。
古い工作機械や生産設備を撤去するときは、搬出前に設備内部や接続配管に油が残っていないか確認する必要があります。設備を傾けたり切断した際の漏えいを防ぐため、構造と残油量を確認して抜き取りを行います。
残油抜き取りを相談できる3社
| 会社 | 相談しやすい内容 |
|---|---|
| 株式会社M.O.C | 廃油回収、工作機械・タンクなどの特殊作業 |
| 有限会社ゼンユー | 廃油回収・リサイクル、液状廃棄物などの収集運搬 |
| ユナイテッドオイル株式会社 | 廃油回収・リサイクル、各種産廃収集運搬・清掃 |
どんな設備に油が残る?
- 油圧プレス
- 工作機械
- 成形機
- コンプレッサー
- 減速機・ギアボックス
- 油圧ユニット
設備撤去前に油を抜く理由
設備内部に油が残ったまま移動すると、傾けた際に給油口・配管・シリンダーなどから漏れる可能性があります。ドレンから抜いただけでは、タンク底部や配管内に残油が残る設備もあります。
廃油だけではない場合もある
長期間使用した設備では、水分、金属粉、切粉、油泥、スラッジなどが混ざっている場合があります。外観だけで通常の廃油と判断せず、使用していた油の種類や設備の使用履歴も伝えましょう。
配管の残油も確認する
設備に油配管が接続されている場合は、機械本体だけでなく配管内部の残油も確認します。長い配管や低い位置に残った油は、ポンプや吸引車両などが必要になる場合があります。
株式会社M.O.C
株式会社M.O.Cは、廃油の収集運搬・再生に加え、工作機械の切削油・切削水抜き取り、タンク油抜き取りなどの特殊作業を案内しています。設備内部の油や配管残油を現場作業込みで相談したい場合の候補です。
有限会社ゼンユー
有限会社ゼンユーは、工場などから発生する廃油を回収し、リサイクル重油として再生する事業を行っています。液状・泥状・固形廃棄物の収集運搬も案内しているため、残油の性状や設備条件を伝えて対応範囲を確認しましょう。
ユナイテッドオイル株式会社
ユナイテッドオイル株式会社は、愛知県を中心に廃油回収・リサイクルを行い、廃油以外の産業廃棄物収集運搬や各種清掃も案内しています。油種、残量、設備周辺の作業スペースなどを共有して相談するとスムーズです。
見積もり前に伝える情報
- 設備名・型式
- 使用していた油の種類
- 推定残量
- 給油口・ドレン・配管位置
- 設備台数
- 車両の進入位置と作業スペース
- 設備撤去・搬出予定日
まとめ
設備撤去では、設備内部の残油 → 配管残油 → 油泥・スラッジまで確認してから搬出工程へ進むことが重要です。設備全体、銘板、給油口・排出口、周囲の作業スペースが分かる写真を準備して相談しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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